ENA 720 御曹司
BGM 陰陽師
SONG 陰陽座
あぁ〜‼️お、お前は…鍋島❗️
リョウ、久しぶりだな。
ちょっとちょっと、誰なのアンタ。
ダメだよ勝手に入って来ちゃあ。
お、おい…お前ら失言がすぎるぞ❗️
え…⁉️
鍋島…いや、このお方は鍋島バンクの御曹司だぞ❗️
な、鍋島バンクって、あの大手ケータイ会社の…⁉️
あぁ…そうだ。
鍋島バンクと言えば、アンタの親父…鍋島正義が一代で築き上げた会社。
金髪さん、お久しぶりです…それにしても、よくご存知で。
アンタの父親の話をするには、まずシャープの代々木元副社長の話をしなくてはならない。
シャープってあの大手家電メーカーのか…⁉️
そうだ。
この代々木元副社長は、計算機を手の平サイズにするコトにより、爆発的なヒットを果たした。
そんな代々木の元に、ある日一人の青年が訪ねてきた。
その青年は弱冠20歳ながら、自動翻訳機のアイデアを思いついたが、どこの企業からも相手にされなかったという。
もっとも今から約40年も前の話だ…翻訳機なんて将来的に需要があるとは、誰も思わなかった時代だからな。
ところが、だ、代々木は会社の反対を押し切って、この自動翻訳機のアイデアを、なんと1億円で買い取った。
そして自動翻訳機は爆発的なヒットとなった。
一方で1億円という大金を手にした青年は、この金を元手に会社を設立する。
その会社とは…。
えぇ〜‼️ま、まさかぁ〜⁉️
TO BE CONTINUED…
次回予告
きっと親父
ご期待下さい。