ENA 1408 偽りの名前
BGM 偽りの世界
SONG UNLIMITS
えぇ〜‼️ヒッキはポルケにおぐ兄だと名乗ったぁ〜⁉️
あぁ…そうだ。
な、なんでそんなコトを…。
記憶を失っているおぐ兄に、今戦わせるのは危険だと思ったんだ。
幸いにもポルケは失明してて、目の前の男がおぐ兄かどうかは判別出来ない。
そして手下の奴らも、おぐ兄の顔は知らない。
ただ一つ知っていたのは、胸に7つの傷がある…という情報だけだった。
え、でもそれだけでバレるんじゃあ…。
だからヒッキは事前に自らの身体に、7つの傷を付けておいたんだ。
なんだって…⁉️
だから手下共も、7つの傷があるから、おぐ兄で間違いないと、ポルケに報告したんだ。
なるほど。
しかしヒッキは残念ながら、戦いに於いては全くの素人。
当然、ポルケには歯が立たなかった。
しかし最後の気力を振り絞って、何とかポルケにダメージを与えたものの、ヒッキはすでに虫の息だった。
そこへおぐ兄が到着し、傷ついたヒッキの姿を見て、全ての記憶を取り戻した。
そして怒りに満ちたおぐ兄は、一瞬でポルケを葬り去った。
それから数日後…おぐ兄は再び旅に出る用意をする。
当然ミホは今まで通り、おぐ兄と一緒に旅を続けるつもりだったが、安らかに眠るヒッキを見て、自分が好きだったのはおぐ兄ではなく、ヒッキだったとその時改めて思ったんだ。
そしてヒッキの墓を見守り続けたい…おぐ兄にそう伝えた。
するとその時…。
えぇ〜‼️そ、そんなバカなぁ〜⁉️
TO BE CONTINUED…
次回予告
ヒッキの亡骸の傍にいたいと申し出たミホ…そしてヒッキの身体に触れた瞬間…!?
次回 蘇生プロローグ
ご期待下さい。